志の輔式・全国の踏切に時刻表を!
志の輔式とは?
開かずの踏切を筆頭に全国の踏切を渡れる予定時間を記した「時刻表」を設置して横断者が待つか横断するかの判断を促す方法。
足立区竹の塚では2005年の春に起きた悲しい踏切事故を覚えているでしょうか?
この事故後、東武鉄道は歩道の拡張工事や駅構内をまわる迂回路に、エレベーターを設置したりと対策は示しています。又、手動による人為的ミスが引き起こしたことから、秋より遮断機を自動化しました。
しかし、これは根本解決ではありません。
遮断機の自動化などは、前後の交通信号とのタイミングもあり、かえって往来を不便にさせています。
一番の解決策は高架化かなのですが、沿線に「第2東京タワー」を作るのには積極的な東武鉄道はとても消極的です。
ところで何が何でもどうしても開かずの踏切の近隣の住民はそこを渡らなければならないでしょうか?
いえいえ、多くの開かずの踏切の側には、自転車や歩行者用の歩道橋やアンダーパスといった迂回路を用意しているのです。
モチロン、踏切が開いた方が便利です。早いです。ラクチンです。
しかし、踏切は悲しいかな開きません。
それではどうして多くの人が迂回路を使わないのでしょうか?
車椅子や足の不自由な方なら仕方がありませんが、中には元気溌剌なピンピンした若者まで「開かない踏切」を待っています。
何故でしょう?
「・・・迂回した瞬間に開いたら・・・ヤダ。」と考えているからではないでしょうか?
これはパチンコ台の「ハマリ」の心理に似ています。
しかし、「いつ開くか分からない」という不安はフラストレーションを溜めていきます。その結果、無理な横断や暴発を引き起こすキッカケになるのではないかということです。
パチンコ台でリーチの度に台を激しく叩くのに似ています。
そこで「志の輔式」です。
「踏切が開く時刻表」
を各踏切に設置するのです。
この方法は落語家の立川志の輔師匠がAMラジオの文化放送(JOQR)「志の輔ラジオ土曜がいい」の中で、小粋な洒落を織り交ぜながら、提案した「開かずの踏切対策」です。
いつ開くか分からないから余計にイライラする。
だったら鉄道は時刻表通りに運行しているんだから、開く時間も分かるだろう。だったらそれを張りだしておけば、踏切が開くのを待つのも自己責任だし、急いでいる人にとっては迂回する目安となるというものです。
この方法に土木工事は入りません。お金もあんまりかかりません。基本的には自己責任です。しかし、自己責任には判断するための材料が必要です。
いかがでしょうか?志の輔式。
この踏切に時刻表を設置する「志の輔式」を足立区発、全国に広まればと願っています。
その為にも足立区の竹の塚から始めて、そして日本全国へ。
下記に運動に影響力があるであろうと考えられる団体等のリンクを貼っておきます。
掲示板に書き込む、メールを送る、直接声をかけるなどなど、あなたのアクション!お願いします。
■立川志の輔師匠のHP http://www.shinosuke.com/
足立生活どっとこむ 主宰 宮脇睦(みやわきあつし)
有限会社 アズモード 代表
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